空き家塾

１．自分たちで住む

一番お手軽な活用方法は、自分たちで空き家に住むパターンです。入居者募集や契約などの手間が無く、すぐにでも活用を始められるのが大きなメリット。現在賃貸に入居中なら家賃を節約できるため、経済的なメリットも大きいです。

ただし空き家期間が長い場合、リフォ－ムやメンテナンスにある程度の初期費用がかかります。国や自治体が用意している補助金制度を上手く活用して、リフォ－ム費用を節約するのがおすすめです。

２．戸建賃貸として利用する

長期賃貸：戸建て賃貸はファミリー層が多く、入居期間も長いため安定的な収入が期待できます。
短期賃貸：Airbnbなどのプラットフォームを利用して、観光客やビジネスパーソン向けに短期で貸し出す方法です。

３．シェアハウスや民宿にする

空き家をシェアハウスとして改装し、1軒で複数人で住む形にすることで、賃貸運用より大きな家賃収入を得られるのがメリット。地域のコミュニティーの活性化にも寄与できます。

民宿として運営することで、観光業に貢献しながら収入を得ることもできます。

４．新しい用途に転用する

空き家をリノベーションし、カフェやショップ、オフィスなどの商業施設にすることで、地域の魅力を引き出すことができます。

５．DIY賃貸として貸し出す

国が推奨している「DIY賃貸」は、賃貸物件を借りる人が自分で内装や改装を行う形態の賃貸契約です。これにより、入居者が自分の好みに合わせて住まいをカスタマイズできるとともに、空き家の活用にもつながります。

６．コミュニティスペースやオフィスとして使用する

空き家を管轄する市町村と連携して、公的活用をする。地域の活動拠点として、コミュニティの活動やイベントに利用することで、地域社会に貢献することができます。

コワーキングスペース: フリーランサーや起業家のためのコワーキングスペースとして利用する方法もあります。

７．福祉施設に貸し出す

空き家をグループホームやデイサービスの場として、介護業界に貸し出す方法もあります。グループホームやデイサービスはもともと一戸建てが多いため、高齢者が住みやすいように改修すれば、介護事業者に貸し出せます。

８．更地にして貸し出す

空き家の状態が悪くそのまま活用するのが難しいなら、いったん解体してから更地として貸し出すのも一つの考え方です。

コインパーキングや月極駐車場、コインランドリーやトランクルームなどの跡地利用も出来ます。

まとめ

今回ご紹介したように、空き家は売却したり、貸し出したりと、活用する方法は多様です。自治体で空き家対策の補助金制度などがありますので、上手に利用して空き家を活用しましょう。
どのように活用したら良いのか簡単には決められないと思いますので、些細な事でもご相談下さい。